セルシオ30 日本の繊細さで 世界の高級車となりました トヨタの高性能車
トヨタ・セルシオは、トヨタ自動車の大型上級セダンです。
セルシオ ラテン語で「至上、最高」を表す「セルサス」から名づけられた造成語。
1980年代初頭、高級車種の米国新規参入には日本特有の「もてなしの心」が重要と判断。圧倒的な静粛性と快適性、日本車特有の繊細さを前面に出すことで、「欧米の高級車に対抗できる車を作ろう」と世界基準作りへ挑戦。
開発期間6年、開発スタッフ3700人、デザインスケッチ数千枚、試作車450台、テスト走行350万km、経て誕生に至りました。
米国市場では、レクサスブランドで発売されています。
1989年10月9日 セルシオ10
キャッチコピ― この車からクルマが変わります・トヨタ50年の歴史を超えた創造と挑戦の車セルシオ・最高という名のセルシオ
1994年10月 セルシオ20 フルモデルチェンジ
キャッチコピー 変化を求めず、深化をめざす
2000年8月 セルシオ30 曲面を多用した優雅な印象で構成される
キャッチコピー セルシオを超えるのはセルシオだけ・頂点であること、あり続けること
エンジンはV8・4300ccの3UZ-FEに変更された。
ドアはプレス式から、後部ドアに三角窓の付くサッシュ式となった。
電子制御が大幅増加、全ドアにイージークローザーが装備され、ワイヤレスドアロックの発展版スマートキーシステムが選択可能になった
排気ガスは平成12年規制より更に75%低減、世界トップのCd値0.25を実現した。
ヘッドライト、ボンネット、フェンダー、トランクリッドなどすべてが新デザインとなっている。
リヤコンビネーションレンズにLEDを採用した。それに伴い全長は5mを超えた。
ATが5段から6段になり、10・15モード燃費が8.2km/Lから8.9km/Lへ向上した。
安全装備にはさらに磨きがかかり、ミリ波レーダーを使用したプリクラッシュ・セーフティシステムがオプションとして導入された。
エレクトロマルチビジョン装着車には光ビーコンVICSとバックカメラも標準装備。
アルミホイールのインチアップも行われA/C仕様は17インチ55扁平タイヤ・eR仕様は18インチ45扁平タイヤにサイズアップ。
置いとけば売れちゃう日本代表みたいな車 日本車No1ですね。
今度の30後期C-Fパッケージはダントツ たった1台の店頭展示で 3日目で売約済み。
初代から静粛性・快適性と共に衝突安全性も世界随一、安全性能で買う客多い。
開発段階でクラッシュ・テストだけのために当時世界最高峰の安全神話を持つメルセデス・ベンツを十何台も購入したとの逸話が評判。
歌手の小田和正が高速道路で車両が大破する事故を起こしたが、セルシオであったため一命を取り留めることが出来たといわれている。
身体が資本のプロスポーツ選手の愛車としても好まれている。
高級輸入車を愛車とすることが多いプロ野球選手の間でも、根強い人気がある。
無頓着な井川慶は阪神タイガース時代、安全性世界一を理由に購入したと言われる。
古田敦也は社会人野球時代にトヨタ自動車に所属していたこともあるが、外車を選ばずセルシオ30を愛車としている。